STD（性感染症）
	クラミジア・カンジダ・ヘルペス・コンジローマなど性感染症の診断と治療及びパートナーの治療に関して相談に応じております。 年齢に関係なく中学生から閉経期にかけて幅広く感染の可能性があり、疾患によっては自覚症状が全くないものもありますので、心配なことがあればご相談ください。

不正出血/月経異常
	多くは卵巣ホルモンの異常のことが多いですが、中には悪性腫瘍が原因のこともありきちんとした検査と管理が必要なこともあります。 そのためにも毎年癌検診を受診されることをお勧め致します。

不妊症
	一般的な不妊症の診断・治療をおこなっております。 体外受精が必要と考えられる患者様は最初から専門病院を受信されたほうが良いかと思われます。 当院では人工受精までの治療をおこなっております。また他院で体外受精の治療を受けておられる方で、排卵誘発の注射を当院で希望される方にも対応しております。

更年期障害
	更年期障害はすべての女性に発症するわけではありませんが、丁度自律神経のアンバランスをきたす時期と重なることが多いので、症状の強い方は補充治療（HRT）を施行しております。 更年期障害と思っていても、実際は心療内科領域のうつ症状が主体であるばあいもあり、専門的な治療を要することもあるので一度ご相談ください。

子宮筋腫/内膜症の診断 治療
	中高年の代表的な婦人科疾患ですが、自覚症状はさまざまで、まったく症状のない方もいらっしゃいます。 多くは月経困難症（月経痛など）・過多月経・不正出血などを伴うことが多いようです。 子宮筋腫では筋腫の大きさや発生している場所で症状が異なります。 子宮内膜症では病気の進行度により症状が変わってきます。 症状や年齢などにより治療法が大きく変わってきます。 手術治療が必要なときは、手術法に応じて最適な病院をご紹介いたします。

子宮脱/膀胱脱
	昔は出産回数の多い方・分娩後すぐ重労働をされた方に多いといわれていましたが、最近は分娩が1~2回の方でも症状を訴えられる方が増加しております。 子宮が膣の中に下垂し、ひどくなると膣外に脱出してくる状態です。歩くたびに子宮膣部がこすれて出血を起こしてくるとともに、排尿障害や排便障害を起こすことが多いと思われます。 子宮と一緒に膀胱や直腸が引っ張られて下垂・脱出するためです。根治療法は手術をお勧めいたしますが、事情により手術を希望されない方には、一時的な治療法としてペッサリーといわれる太いリング状の輪を膣内に挿入することにより症状を改善することができます。 気になる方はご相談ください。

尿漏れ
	中高年の方で尿漏れを起こす方は潜在的にはかなり多いといわれています。特に肥満で腹圧のかかりやすい方に多いと言われておりますが、痩せ型の方にもときどき出現することがあります。 治療はなかなか困難ですが、尿道括約筋を強化するトレーニングと薬物療法があります。（肥満の方は体重を減らすことも必要です）あきらめずにご相談ください。